09/11/2025
【民映研の映像を観る作品案内②】
越後奥三面-第2部「ふるさとは消えたか」
1995年制作
「越後奥三面-山に生かされた日々」の姉妹篇。
「山に生かされた日々」は1980年冬から1984年春にいたる4年間の記録をまとめたもの。
本篇は、それに続き1984年6月から1995年秋にいたる11年の記録をまとめたものである。
1984年6月29日、奥三面の住民代表は、新潟県知事とダム補償基準協定書に調印した。1969年にこの地に県営ダム建設の話がもちあがって以来15年、悩み苦しみ続けた全戸移住問題に決着の賽が投げられたのである。
そしてこの日から1年半後の85年10月末、奥三面の家は完全になくなった。刻々に、無残に、家々は消滅していった。ー民映研作品総覧よりー
日時:11月23日(日) 13:00~15:34 (154分)
料金:¥1,500(学生¥1,000)
定員:40名
お申込みはこちらから↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSennXqd_S6ihtU0x1yNbWaYJZ21B3mn6wkpy7ekjtHbRf-7nA/viewform?fbclid=PAdGRleAN9aCNleHRuA2FlbQIxMQBzcnRjBmFwcF9pZA8xMjQwMjQ1NzQyODc0MTQAAafQA_Ac3GKOHng5-vaiAYBQbYvXnCYmiMg9Y1zAMh0Loeq2k-UoLj4G8kFSEw_aem_SMPWSLng6VRN9YW5ljZK0w&brid=OJTEwAdhro6AgQ8dCs_idw
または✉️[email protected]まで。ご連絡をお待ちしております。
【民映研とは】
民族文化映像研究所、略称「民映研」。
1976 年創立以来(活動は1960 年代より)、日本の基層文化を記録・研究する事を目指して出発した民間の研究所です。長い歴史の中で培われた自然との深い対応と共生の姿を「基層文化」と捉え、日本列島を基軸に人々の生活行為を見つめることにより、それを明らかにしようとしてきました。
現在までに40 年以上の活動から、生活の知恵を記録した119 本の映画作品と150 本余りのビデオ作品が生まれています。
写真:©️民族文化映像研究所
【出店案内】
上映とあわせてお楽しみください。
[コーヒーノキ]
コーヒーとベーグルの販売
[はなみずき書店]
関連書籍等の販売
【上映によせて】
世の中はどんどん便利になっているけれど、私たちは生き物としてできなくなっていることが多いのではないか、と日々感じます。
電気がなければ情報が得られない、お金があってもつくる人がいなければ米は食べられない。自分で家も建てられないし、火も起こせない。
3.11、コロナ、温暖化による災害など、想像もしていないことが次々とやってきては、その度に狼狽え不安になる。そのような事態に、私たちは何を基に考え、判断し、何を選択をしたらよいのでしょうか。
少し昔、人は当たり前のように体を動かし、知恵を絞り、自然と共に生きていました。
今はダムに沈んだ集落での暮らし、野生動物との関わり方、意外と知らない地域の祭り。
それぞれの記録映像を観ることで、視野を広げ、考え、人が生き物としてのびやかに生きる術を共に学びましょう。
主催:如春荘の会
協力:はなみずき書店
連絡先:✉️[email protected]
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