20/10/2024
「例外アートウィーク」内「悪魔の路地と人」企画イベント
2024/11/10 14:00-
座談会「野合と脱走」
出演 外島貴幸、吉田正幸、向坂達矢(ゲスト)、飛田ニケ(司会)
会場 ナンハウス(千代田区神田三崎町2-15-9 木暮ビル1F)
詳細
https://rojitohito.exblog.jp/243220495/
概要
今年8月に配信上映されたO,1、2人《ほんとうのO,1、2人》(2024)*1を話題の中心に話します。ゲストは京都ロマンポップ解散ののち、今年旗揚げされたまさゆきズ座付き作家の向坂達矢さん。
江永泉は、向坂達矢の戯曲『FINAL FUNTASY 僕と犬と厭離穢土』(2019)について、「これは劇で劇を考える劇である」*2と書く。「上演の内部と外部を定めるはずの領域を上演へ巻き込みもする」ことがその質として挙げられるが、ここに上演へ至るまでに制作へ供される生活といった時間も巻き込まれているのだとすれば、《ほんとうのO,1、2人》における(擬似)ドキュメンタリーという形式は、この解散中の劇団の解散劇と並行して語りうるものだろう。
また、両作を隔てる歳月を無視しないのであれば、「演劇は便利な言葉です」(「まさゆきたちB2」)という『まさゆきが上がる』(2024)幕切れを飾る言葉は、《ほんとうのO,1、2人》幕切れに裏声で語られる外島貴幸の引退表明文とどう関わるだろうか。
*1 https://tkayk.hatenadiary.org/entry/2024/07/28/190125
*2 https://note.com/imuziagane/n/n5b9de6066ad1
路地と人は、都内近郊のアートスペースが紹介される例外アートウィークに参加し、近年の使用者有志による展示イベントを行います。悪魔の路地と人2024/11/7...