19/05/2024
5月19日の読書会のまとめについては、ひとつ下の投稿のコメント欄をご参考下さい。筆者は柳宗悦と民藝運動は多少興味があり調べていましたが、妻である兼子の歌手活動や、それ以前の白樺派についてはあまり勉強していなかったので、今回非常におもしろく話を聞きました。柳兼子の歌声はYoutubeに動画やレコードがいくつかあがっています。すばらしいアルトです。
https://www.youtube.com/watch?v=66SJJwF4qv4&t=61
ところで今日は美山先生から、「徳川頼貞が映っている動画が見つかった!」との報告があり、出席者で視聴しました。
1951年に日本がユネスコに加盟が認められたのは、世界中にコネクションがあり、晩年参議院議員となった頼貞の粘り強い努力があったからです。日本政府代表団の一員としてパリ大会に出席したときの映像がインターネットで見られます。亡くなる約3年前、59歳の元気な頼貞は、パリのセーヌ川を散策し本を見たり、モンマルトルの丘に上ったり、もちろん会議に出たり、他国のユネスコ代表との歓談の姿も残っています。
1951年6月21日 パリでのユネスコ総会で加盟承認されたときの映像です。(フランスINAの映像アーカイブより)
何か所か映っていますが、よくわかるのは
3'10" パリの日本館訪問(薩摩治郎八寄付による建物、現存)
3'55" セーヌ川のほとりの散歩(燃えていないノートルダム寺院が見えます…)
4'20” 釣魚猫通りの角の書店(日本の木版画を見る)
4!40" モンマルトル散策
4'50" ユネスコ総会 インド代表との歓談
いずれも帽子をかぶって眼鏡をかけているのが頼貞です。(まつだ)
Admission du Japon en tant que membre de l'UNESCO lors de la 6ème Session de la Conférence Générale à Paris, en présence de Trygve LIE, Secrétaire Général des Nations Unies et Jaime TORRES BODET, Directeur Général de l'UNESCO. L'importance de cet événement est mise en avant par le chef ...