12/09/2024
【館長ブログ】~9月 長月 防災の日~
9月は30日あり、夏と秋の境目とした季節にあたります。9月はその年の12月と同じ曜日で始まります。
日本では、旧暦9月を長月(ながつき)と呼び、現在では新暦9月の別名としても用いています。長月の由来は、長い月夜「夜長月(よながつき)」であるとする説が有力です。
「防災の日」は、1923年(大正12年)9月1日に発災した関東大地震にちなんで、1960年(昭和35年)に制定されました。また、この時期は台風が集中し、甚大な被害となることも多い台風シーズンでもあるため、それを警戒する意味もあります。当地でも1959年(昭和34年)には伊勢湾台風による甚大な被害をもたらされました。
また8月8日には、南海トラフ地震の想定震源域である日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、当該広域地域では、大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まったと考えられ、政府や自治体などからの呼びかけ等に応じた防災対応をとる
べく南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されました。
その中で、内閣府は、日常生活を行いつつ、日頃からの地震への備えを再確認することが重要だとして、具体的には家具の固定のほか、避難場所や家族の安否確認の方法のチェックなどを挙げています。(※8月15日17時をもって、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)発表に伴う政府としての「特別な注意の呼びかけ」は終了しています。)
パティオ池鯉鮒でも先日、知立市と連携し防災の日にあわせて9月1日に防災展と題した普及啓発の企画展を行い、過去の震災の写真やハザードマップをご覧いただきました。沢山のご来場ありがとうございました。
「備えあれば憂いなし」常日頃から、万一に備えて、あらかじめ準備をしておけば、事が起こっても少しでも心配事がありませんので、ここで、今一つ防災の意識、心得を持ってはいかがでしょうか。