13/04/2023
2023年3月10日に開催された総務省の全国シンポジウムにて、郡上ICTクラブの学生代表である高校生が登壇し、活動報告を発表しました。
その様子が下記のYoutubeで公開されましたので、ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=Iwd4Wg33MQQ
※総務省の許可を得て公開しています。
郡上ICTクラブは、郡上ICTクラブ協議会が運営している地域で創る「子どもたちの第3の学び場」です。
中高生にとっては、よくあるスポーツ系や文化系の課外活動に似ています。授業が終わった放課後に活動しています。ただし、中学校や高校が管理する部活動ではなく、地域の民間企業が連携して構成した協議会が運営責任を負って地域の大人のボランティアにより活動しています。(※NPO法人HUBGUJOはその協議会の代表団体です)
しかしながら、クラブ活動の特徴は、中学生と高校生自らが、団体の運営と企画を担っているところにあります。大人は子どもたちの要請に応えて講座を開講したり、子どもたちの活動を地域の団体に繋ぐ役目を担当しています。
そうして、人材不足と予算不足の問題を抱える地方でも、持続的に活動できる体制を整えようと工夫を続けている活動ともいえます。
本題である子どもたちの学びの一番の特徴は、PBL(project based learning)です。
子どもたち自ら地域の課題を洗い出し、それを解決する手法を探り、自ら実践して解決を試みる探究活動を行い学びを深めています。
そして、その活動に必要な知識やノウハウ、スキルを学ぶ講座も並行して開講されています。
現在、郡上ICTクラブでは、オンラインミーティングを積極的に活用して、地域の中高生だけでなく、全国の中高生も一緒に活動しています。
昨年度は全国から中学生と高校生が合わせて70名以上が参加し、年間100日以上活動してきました。
今回の総務省の全国シンポジウムでは、活動開始した2019年からの4年間の当団体の活動形態の変遷と、これまでの経緯、活動実績を、最新の講座内容であるIT企業と連携したビジネスコンテストの情報も交えて報告してくれています。
今後も、郡上ICTクラブは、子どもたちの可能性を広げる新しい選択肢を増やしていく学びの場でありたいと考えています。
そのために、一風変わった方式ですが、子どもたちの自主性を中心に据えて、大人が寄り添って、団体運営を続けていこうと考えています。
どうか応援をいただきますようお願いいたします。
※当動画は総務省の許可を得て公開しています。2023/3/10に日本科学未来館(東京都江東区)で開催された総務省主催の"地域ICTクラブ全国シンポジウム"に登壇させていただきました。私たち学生が主体となって企画運営して....