16/02/2022
ほとんどの登山道は、現在の国として成り立つ以前からあって、そこへ向かう人達によって維持されて来たんでしょうから、国立公園として国が管理しているところや行政が管理してるところ以外は、基本自治会や近隣の有志の手によって支えられて来たであろうところばかりだと思います。
地方では過疎化によって、それも限界に来ている時期なんだと実感していますが、登山道を整備し、少しでも多くの人達に歩いてもらう事で、実は老後の健康寿命を伸ばし、地方自治体の医療費を削減する事(国民に運動してもらう事で)に繋がっていくと思っています。
20〜30年計画になると思いますけど。
そういう意味で、登山道整備に県や市がもっと積極的に予算つけて行くべきだと私も思います。
国民健康保険課とか介護•福祉課とかからも予算つけて!(^^)
なんて、この記事読んで思いました。
もちろんMTBトレイルも増えて欲しいですけどネ!
[日本の登山道]
本日の打ち合わせはここにて。
今回はマウンテンバイクではなく、登山道整備に関してのミーティング。
私はもともと登山道のトレイルビルドをやりたくてアメリカに行き、海外で登山道建設・整備を経験してきました。
その後、マウンテンバイクのトレイル建設を経験し日本でマウンテンバイク向けのトレイル造成の仕事をしてきましたが、
登山道建設、整備は個人的に今後日本でも関わりたいと思っていた中で今回お話をいただきました。
マウンテンバイクのトレイルビルドもそうですが、登山道のトレイルビルドに関しても英語圏のそれに比べ感覚的に30-40年ほど、日本は後進国である感じています。
それは
トレイルビルドに対しての行政としての組織体制、育成体制、研究体制、予算の投資額含め、
そして民間の登山道会社の業界としての成熟度も然り。
国(気候、地質、地形、法令的な制約)が違うので必ずしも海外の知識・技術を日本でそのまま展開できるわけではないですが、参考になる部分、応用できる部分はたくさんあります。
とても面白いお話、新しい方々とお会いすることができ刺激的なミーティングでした。
ここから話が進展してほしい気持ちです。
なにかを始める時は1人でできることには限りがありますが、様々な経歴、経験を積んだ方達と建設的な話し合いで物事を進めていくと面白いことが実現できそうでワクワクします。
別件ですが、来週ある国立公園の利活用に関して環境省の方を交えてヒアリングの依頼いただきました。海外でトレイルの公共・民間事業にも関わった立場として、日本国内で何を考慮して進めていくべきかを私の立場からお話しできればと思います。
マウンテンバイクに関しては既に2現場(両方とも工事を諸事情で一時ストップ)、建設前のコンサル事業などいろいろなお話しいただいています。
自己中心的・利権的な考えではなく、
何を大切にすべきなのか、
それを軸に今後もお仕事を出来ればと思います。